緑が丘スポーツクラブ地区は、昭和46年から分譲が始まった緑が丘ニュータウンと昭和48年に設置された国立旭川医科大学を中心に開発が進みました。緑が丘地区、神楽岡東地区、緑が丘東地区、西御料地地区、旭神町の5地区市民委員会により「緑が丘まちづくり推進協議会」が形成され、緑が丘中学校と緑が丘小学校、西御料地小学校、緑新小学校により「中学校区」が形成されております。地区内に、旭川工業高校、旭川南高校の道立高校、中小企業大学旭川校、道立旭川高等技術専門学校などの職業訓練施設をもつ、文教地区として発展してまいりました。
しかし、緑が丘ニュータウンも48年を経過し、少子高齢化が著しく進み、地域の活性化が大きな課題となっております。
幸い、旭川医大病院隣接地に、旭川市による広域コミュニティ施設の建設計画があり、地域としては「健康づくり」をコンセプトに施設運営を進めたいと考えております。
その第1の柱は、健康知識の普及です。旭川医科大学や旭川保健所と連携して、健康を保持・増進するための病気予防や生活習慣の改善などを普及していきたいと考えています。
第2の柱は、スポーツの普及です。日体協が全国的に進めている「総合型地域スポーツクラブ」は、家族ぐるみで生活の中にスポーツを取り入れ、楽しみながら健康づくりに役立てようというもので、緑が丘市民委員会の支援を得て、平成25年、26年度の2年「緑が丘スポーツクラブ設立準備委員会」を立ち上げて準備してきましたが、環境が整いましたので、27年度に設立することに致しました。
当面は、緑が丘ニュータウン地区のみですが、近く周辺地区にもエリアを広げ、将来は中学校区を対象にし、広域コミュニティ施設を拠点として活動していきたいと考えております。
これからは、こどもから高齢者まで男女を問わず、自分の年齢にあったスポーツをいくつか選び、楽しみ、こどもたちの健全な育成、主婦や高齢者の生きがいにしていくべきで、そうした環境を整えるために核となるのがスポーツクラブの役割だと考えています。